いきこと農場だより

いきこと米をつくっています。「生きること」は「食べること」 いのち育む「土」が有れば大丈夫

2021年、稲作開始!!~もみまき~

こんにちは! いきこと農場 台所担当 みわです!

 

令和三年! さあ今年の闘いが始まりました!

 

INASAKU!!

 

ユニックで底土を吊り下げる図

ユニックで底土を吊り下げる図

 

どどん。

 

さて2020年はコシヒカリ、ミルキークイーン、朝日、きぬむすめの4品種、そして飼料米として中手新千本、広さでいうと4町を手掛けました。

 

主人「今年は減らす!」

 

予定だったそうなのですが、2021年はコシヒカリ、ミルキークイーン、朝日、あきたこまち、中手新千本、ヒメノモチ、きぬむすめはなくなったものの、広さ8町。

 

増えとるやんけーーーー!!

(∩´∀゛)∩アレー?

 

てことで今年も気合い入れて、いきこと農場やっていきます。

さっそく本日は早生の3品種、計500枚の籾撒きを行いました。

 

全自動クボタの播種機

全自動クボタの播種機

米知識が何もなかった私ですが、この数年でいろいろ分かるようになってきました。

「早生(わせ)」とは言葉の通り、田植え時期の中でも「早生まれ」な品種のお米のこと。

お米の種である「籾(もみ)」を苗の状態にするためのベッドづくりみたいな作業が「籾撒き」です。

そのためには「底土→(ふかふかマットレス)→籾→シャワーで湿らす→覆土(掛け布団)」というものが必要になってきます。

 

これを人力でやるとなると、ほんとうに手間と時間のかかる大変な作業です。

 

しかし!新兵器、Kubotaの播種機!

なんと底土、もみまき、シャワー、覆土を一気にやっちゃう優れもの!

心の中で「出木杉君」と呼んでます。

 

去年まで人力でやっていたぶん、農業経験まだまだ乏しい私でもこの子のスペックの高さによしよししてあげたくなる。

たとえば苗箱1枚当たり10分かかっていたものが1分で出来ちゃう、ぐらいの速さです。

 

 

ぴゅーん。

 

美しく並ぶ籾ちゃんたち

美しく並ぶ籾ちゃんたち

 

どんどん仕上がっていく苗箱を、品種ごとに分けて積み上げていきます。

 

よいしょ、よいしょ

よいしょ、よいしょ

作業がサっクサク進むぞー!と思いきや、なんのなんの。

効率はいいものの、問題は雨なのでした。

屋外での作業だったため、一時中断になるくらい雨が降ったり、気温が下がって冷え込んできたりと苦戦を強いられます。

 

急な冷たい雨

急な冷たい雨

そののち晴れ間。


そのすきに、完成した苗箱を並べるべく、田んぼに除草シートをひきます。

 

防除シートをごろごろ敷き詰めます

防除シートをごろごろ敷き詰めます

 

するとまた雨!!

田んぼがぬかるんで足元ぐちょぐちょ!そして寒い!

 

意地でも苗箱を並べます

意地でも苗箱を並べます

 

1日中、気まぐれな空模様に振り回されてへとへとになりました。

ですが今年の稲作はまだまだ始まったばかり!

いや、むしろ始まる前の前段階!!

 

健康第一、安全第一で、乗り越えますー!