いきこと農場だより

いきこと米をつくっています。「生きること」は「食べること」 いのち育む「土」が有れば大丈夫

いきこと農場長の想い

安心安全は当たり前、 食べた人がお腹の底から元氣になる食事を。

 

植物にとって「土」は、人でいう消化器官の「内臓」の役割をしています。

腸内細菌が身体の健康状態に深く関わっているように、土の中の小さな生き物たちが、植物の健康状態に深く関わっています。

土にしっかりと根を張ることで、たくさんの栄養を成果物にしっかりと蓄えることができ、私たちはそれを食べることによって身体が元氣になる。

つまり私たちの健康は、土の中の命の働きとリンクしているのです。

食料は農業者が生産すると言われていますが、あくまで農作物を育ててくれるのは土であり、農業者はそのサポート役に徹するべきと考えます。

そのためにも土の中の状態を知り、農薬・化学肥料の使用を控えて、植物の生命力を最大限に活かせる環境作りを日々研究しています。

種が芽吹き、葉が光を浴び、花を咲かせ、実を実らせて、土に還る。

この自然界の営みの上で私たちは豊かに暮らしていけます。

元氣いっぱいに育った農作物を、子供たちがお腹いっぱい食べて欲しい。

たくさんの命を育む農地がこの先の世代にも当たり前に続いて欲しい。

そのために、今この時代の農業者である私たちが出来ることを、しっかりと全うしていきます。

 

 

 f:id:ikikoto:20210309214532p:plain

田邉晃次